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オーディナル・スケール感想

 さて、ということで劇場版「ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」を見てきました。2回目ですけどね。

 レポートやら感想やらの前に、まず最初にいっておきたいこととして、この作品を見たいと思ってる人がいるなら、ぜひ劇場で見てほしいということ。
 もちろんBDやTVにおりてくるのを待つ、という選択肢もあるでしょうけど、それだとこの作品の魅力は半分くらいしか伝わらないと思います。

 理由はこれからダラダラ書いていきます。でも多少のネタバレもあるから要注意。


 1回目を見たあと、最低もう1回は見たいという思いがありました。
 というのも、最初に行ったときが初日、土曜の夕方ということもあり、当然満席。結構ギリギリのタイミングでチケットとったから前から2列目という残念ポジション。それはそれはド迫力ではあったものの、まー見づらいこと見づらいこと。キャラにフォーカスしてしまうと画面全体なんてとても見てられないくらい。
 だから、もう少し引いた位置というか、全体が問題なく見える後列の方で見たいという思いが強かったですね。
 もちろん、純粋に「また劇場に足を運びたい」と思わせる面白さ、クオリティの高さがあって初めて思えることではありますが。
 あとはやっぱり特典に釣られたのがでかいですね。小説。これは仕方ない。うん。


 いつとは言いませんが日時が日時なだけあって、今回は席が2~3割埋まってた程度。 前回は中高生が多かった印象でしたが、今回はもう少し年齢層が上っぽかった気がします。男女比は前回も今回も8:2くらいでしょうか。
 無事前後も左右もど真ん中くらいの位置で、前には誰もいないという極めて見やすいポジションゲット。
 特典小説も無事ゲット。


 で、感想ですが、やっぱり面白い。満足度でいうと98%くらい。ちなみに比較対象として適切かどうかはわかりませんが、ここ最近で見た中では「君の名は。」の満足度が65%くらい。別に「君の名は。」をディスってるわけではなく、そこそこ楽しんでの65%なので、98%ってのは極めて高いという意味合いで。

 純粋にストーリーが面白いのはもちろんのこと、TVアニメの延長線上としての面白さもありつつ、劇場単体で話がきちっと終始しているバランスの良さ、そこにやはり好感が持てます。
 もともとTVのときからレベルが高かった作画も、そこに輪をかけて良かったですし、戦闘シーンの動きや迫力も申し分なし。ただの気のせいでしょうけど、アスナとリズの作画に愛を感じた気がします(笑)。
 作品のテーマの一端でもあるだけあって、随所に入る歌も素晴らしかったです。神田沙也加は歌も演技もキャラのイメージにビタっとハマってましたね。もちろんエンディングのLiSAもすごく良かったです。カラオケで歌いたい系。
 梶浦楽曲も相変わらず世界観とジャストフィットしてますね。

 残念だと思う部分を上げるなら、エイジの声の人が素人くささを感じたこと。この方は俳優さん? 声のイメージは悪くないけど、終盤のここぞというところの棒っぽさが盛り上がりを阻害したのは否めないですね。
 あとは違和感があったのが、茅場晶彦の声が低くなりすぎてるような。なんだかんだで間が空いたからそう感じるだけなのかもしれませんが、ここが地味に最後まで引っかかって抜けませんでした。登場シーンは少ないとはいえ、非常に重要なキャラなだけに、どうしても一度気になるとダメですね。

 それはさておき、個人的に思うこの作品の一番の良さを上げるなら、すごく「劇場映え」する見せ方ができていることでしょうか。
 人の何倍もあるようなドデカいモンスターがじゃんじゃか出てくるこのスケール感と臨場感、これは60インチ程度のテレビでは伝わらないでしょう。ホームシアターでも物足りない気がします。戦闘の爽快感やスピード感ももちろんのこと、なんといっても作品そのものの永遠のテーマでもあるところの「恐怖感」、これがビシビシと伝わってきます。
 表現の仕方が難しいですが、「恐怖感」というよりは「登場キャラクターたちが恐怖を感じていることに対する理解度が上がる」という方が適切かもしれません。

 SAO(作品全体ではなく、ゲームとしてのSAO)というのはデスゲームで、「死んだら即ゲームオーバー。だから敵と戦うのは怖い」というのが常につきまとっているわけです。
 ところが、TVシリーズだとその「怖さ」が全然視聴者に伝わってきません。根が臆病な人ならその感覚もわかるかもしれませんが、それこそMMOなんかをガッツリやったことある人だと、「楽しそう」という印象は受けても、「怖そう」という感覚にはなかなかなれないわけでして。
 いってしまえば、あの程度の恐怖感だと、見てる人の7~8割は「あの世界にいたら俺も攻略組になれそう」くらいに思ってしまうのではないかということ。ほんとは9割といいたいところ、ちょっと控えめにいったのは、うちの嫁さんが自分は無理っていってたから(笑)。

 それに引き替え、今回のモンスターたちのすごいことすごいこと。大迫力の映像と音で迫ってくる中ボスたちは、あんな感じのARなりVRなりで体感したら、そうそう正面きって立ち向かえないだろうな、と思わせるには十分すぎるくらいですね。
 なにが大事かって「これくらいのサイズであろう」という予測させる感覚ではなく、純粋に「大きい」ということ。相対ではなく絶対。よく動物は自分より大きな相手には立ち向かわない、みたいなことをいいますが、まさにそれがすごくよくわかります。
 中ボスたちもさることながら、なんといってもラスボスでしょう。大きさ、速さ、破壊力、HPバーの本数、そして少しだけネタバレになりますがなんといってもあの回復してしまった瞬間、あれはマジで戦慄ものですね。「おいおい、やべーよこれ、俺ここで死ぬんじゃねーの」と思っていることが伝わるには十分すぎる演出。

 そしてこれを見て思ったのは、SAOこそ一番最初に劇場版からスタートするべきだったのかな、ということ。はじまりの街の外にいるイノシシ、フレンジーボアでしたっけ、TVであれを見て死に対する恐怖を感じろ、というのは到底無理な話でしょう。
 ところがあれを劇場でやって、画面いっぱい眼前に迫ってこられたらそりゃド迫力で、プレイヤーたちが外にでるのをためらう気持ちも伝わろうというものです。

 劇場で最初からやるなら1層のボスを倒すところまででしょうけど、あの1層のボスも劇場サイズであのスピードで剣振り回してきたらそれはそれは怖いですね。
 最初は怖いと思いつつ、ある程度立て直して、しばらくするとある程度余裕を持って戦えて、「よし、これいけるんじゃねーか」と思ってる中でディアベルが死ぬシーンという流れ。
 HPバーがラスト一本になり、武器を持ち替え、トドメをさしにいったディアベルに対して猛然と突っ込んできて殺し、その後に訪れる静寂。そして阿鼻叫喚とボスの大迫力の範囲攻撃。もうこれで十分すぎるくらい恐怖が伝わる気がしますね。

 そのイメージがあるのとないのとで、「デスゲーム」というものに対する恐怖感の感じ方は全然違ったでしょう。
 その認識があれば、黒猫団がトラップを踏んでわらわらMOBが沸いてくるときの恐怖感や、75層のボスの鎌の一振りで何人かが死んだときの絶望感は全然印象が変わってくるでしょう。圏内殺人でシュミットがギルドに引きこもってガタガタ震える気持ちも少しは伝わるでしょう。


 とはいえ、一番最初に劇場版からやってたら、おそらく見てなかったでしょうけどね(笑)。何の前情報もなしに、とりあえず放送してるから、程度で1話を見たくらいですし。
 ということで、すでに大ヒット中なので予算も下りそうだから、SAO編を劇場版リメイクしましょう! 総集編でいいので。
 あ、他(ALOとかGGOとか)はわりとどうでもいいです。


 そんなこんなで、2回目も大満足でした。
 ちなみに、ラスボスとの戦闘シーンの終盤で感極まったのか、隣のおっさんが泣いてたっぽかったのにはさすがに驚きました。そして前回もそうだったんですが、終わったあとに複数で見にきてる人たちが言い合ってる感想が軒並み大絶賛なのも印象的ですね。
 これは特典次第では3回目もありますわー。

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